夏の風物詩として、半田そうめんと冷麺は強力なライバル同士と言えるかもしれませんね。
冷たさ、細いのにコシがある麺、喉越し、どれも両者は持ち合わせています。
しかし、冷麺はキムチとこくのあるスープ(たれ)で食べるため、麺そのものの味というよりは、全体的な味のバランスが重要視されるでしょう。
そういう意味ではラーメンに近い。
半田そうめんの場合、冷たい麺つゆで食べると、麺の味がストレートに際立ちます。
小麦の風味、歯ざわり、喉越しがハッキリと伝わってくる。
麺を食べてる!という感じがします。
では、食べ方のバリエーションとしてはどうでしょう。
冷麺は何と言ってもトッピング。
キムチを始め、豚などの肉類、千切りにしたきゅうりやにんじん、ゆで卵、自分の好みの肉や野菜を選んで載せられます。
彩りも良くとても華やかです。
面白いのは梨やスイカなどの果物も載せて食べるところでしょうか。
キムチやスープの辛味に対して、果物を加えることによって甘みや酸味が引き立つと思います。
それにとても涼しげですね。
半田そうめんを冷たく食べるなら、冷麺のトッピングと同じように、薬味で様々な味が楽しめます。
基本の生姜にネギ、わさび、しそ、茗荷、胡麻、千切りきゅうり、貝割れ大根など。
野菜や海鮮の天ぷらをつければ、言うこと無し。
いくらでも食べられそうです。
麺つゆを胡麻だれや梅だれ、味噌だれにしても美味しい。
ということは、冷麺風にだってアレンジできますね。
麺を半田そうめんに変えるだけ。
美味しいだろうな・・・って、これは反則でした!