半田そうめんと小豆島手延べそうめん
小豆島手延べそうめんの起源は、約400年前。
16世紀後半に小豆島池田町の人がお伊勢参りの帰りに三輪に
立ち寄った際にそうめんの製造方法を学び、
小豆島に持ち帰って三輪そうめんとはまた違った
独自の小豆島ならではの手延べそうめんを作り上げたと言われています。
香川県土庄町や小豆島町が中心となって作られていて、
三輪そうめん、播州そうめん、と共に手延べそうめんの日本三大生産地
として地位を築き上げてきました。
小豆島そうめんの特徴は、
なんと言ってもそうめんを延ばすときに使うごま油にあります。
ごま油は小豆島の特産品であり、
国産純正のごま油を使っているのは小豆島そうめんだけです。
酸化し難いごま油を使うことによって、
通常のそうめんが行う油臭さを抜くための熟成の行程を通さなくても、
風味豊かなまま食べられるというところが他と一線を画してます。
ブランドとしては小豆島手延素麺協同組合の「島の光」が有名ですが、
他にも「美島の白糸」や「島のたから」「瀬戸の風」などが、
小豆島手延べそうめんの伝統を守り続けています。
町全体でそうめんに取り組む姿勢は、
半田そうめんの里つるぎ町半田と通じるものがありますね。
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