ふしめんって何?と思われる方は多いと思います。
ふしめんとは、そうめんを乾燥させる時の棒に引っかかっている上の部分のことをいいます。
一番力がかかるところを「節」ということから、ふしめんと呼ばれています。
通常のそうめん束には使われない、いわば、カステラの端、サンドイッチのパンの耳的な部分です。
でもカステラの端っこが妙に美味しいのと同じように、ふしめんは「そうめんの一番美味しいところ」だとそうめん通に人気の食材なのですよ。
最近はふしめんばかり詰めたお得用パックも売られるようになりました。
もともと太くてコシの強い半田そうめんから出来たふしめんなら、さらに半田そうめんの特徴が生きてきます。
そうめんをすする時の食感とはまたちょっと違うツル味があり、どんどん食べられます。
そうめんより短めのふしめんは、味噌汁の具にピッタリ。
また、ショートパスタの感覚でスープに入れても美味しいです。
太くて短く、麺がのびないので汁物との相性が良いのでしょう。
ふしめんを使ったレシピで意外に人気なのがグラタンです。
ふしめんがホワイトソースと絡んで、全く違ったそうめんの食べ方を楽しめます。
ふしめんをマカロニ代わりに使うなら、もちろんサラダもオススメです。
マヨネーズベースでも、フレンチ、中華ドレッシングベースでも、ふしめんの太さと食感をもってすれば何とでも合います。
隠れファンが多いのもよく分かりますね。