半田そうめんと大矢知手延べそうめん
大矢知手延べそうめんは三重県四日市市大矢知地区で作られている手延べそうめんです。
江戸時代の末、旅の僧が大矢知を訪れた際に一宿一飯のお礼にそうめんの製造を伝えたのが由来だと言われています。
農家の副業として根付いたそうめん作りは、大矢知を手延べそうめんの里として栄えさせました。
もともと大矢知地方は小麦の産地で、豊かな朝明川の水力によって製粉も盛んである上に、鈴鹿山脈からの「鈴鹿おろし」はそうめんの乾燥に適していたことが、大矢知手延べそうめんを育んだと言えるでしょう。
昭和30年頃から製麺所が3つに分かれ、その内冷麦の生産数がそうめんよりも多くなっていきました。
東海地方でも大矢知といえば冷麦を連想する人が多いかもしれません。現在では約30軒ほどの製麺所がそうめんを作り続けています。
製麺所は少なくなりましたが、手延べそうめん生産量全国第6位を誇る大矢知です。
大矢知手延べそうめんの特徴は太さです。
半田そうめんほど太くはありませんが、冷麦やきしめんが作られている伝統からか、普通のそうめんよりも太い麺です。
大矢知手延べそうめんの強いコシ、なめらかな舌触りは、手間隙かけて丁寧に作られた手延べならではの味です。
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